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尾籠瓦ニュース

スレート瓦・カラーベスト・コロニアルの薄型瓦について

ご覧いただきありがとうございます。

尾籠瓦工業です。

 

今回は、薄型スレート瓦についてお話します。

薄型スレート瓦の中には、スレート瓦・カラーベスト・コロニアルなどがあります。

 

まずはスレート瓦について。

スレート瓦はセメントなどを基材として配合し、成形したものになります。

ただ昔は主成分に石綿(アスベスト)が使われていたこともあり、石綿スレートと呼ばれることもあったそうです。

現在では石綿は製造禁止の為、今のスレート瓦(カラーベスト・コロニアル)には使われていません。

また、石綿入りのスレート瓦が使われていたとしても、それが問題ではなく、体に害を及ぼすものではありません。

ただし石綿入りスレート瓦から新しい瓦に葺き替える際は、一般的な産廃ではないため業者によっては廃棄処理費用が高くなる場合もあります。

 

次にカラーベストとコロニアルについて。

現在スレート瓦メーカーとしてKMEW(ケイミュー株式会社)(旧:クボタ松下電工外装株式会社)があります。

スレート瓦は、一般名称になりますが、

カラーベストはKMEWが製造しているスレートのシリーズ名、

コロニアルは、KMEWが製造している商品名になります。

なぜ、このようなに分かれたのか。原因の一つにアスベストがあります。

アスベスト(石綿)=スレート瓦といったイメージが定着したためです。

そのイメージを変えるため、別の呼び名が定着したと考えられます。

また、業者やホームメーカーが見積りや説明の際に使った単語がそのまま名称かされたと考えられます。


今では、軽さから耐震・台風への信頼も上がってきています。

またカラーバリエーションやデザインも豊富で、遮熱タイプもあります。

他には厚型スレートとしてROOGA(ルーガ)という種類もあります。

 

今回はここまです。

最後までご覧いただきありがとうございます。